よほど激しい降りでない限り、子どもたちは雨でもレインコートを着てお散歩を楽しみます。
水たまりに入ってピチャピチャ、雨音に耳を澄ましたり、雨に濡れた木々や草花の美しさに目をとめたり、「かたつむりさん、いないかな?」と、道々探したり…
いつもと同じ道でも、雨の日ならではの風景が広がっています。
保育室でも、雨の歌を歌ったり、雨の降る様子や、水たまりにパッシャーンと飛びこむリズム遊びを楽しんでいます。
夏至を過ぎました。
もうすぐ、水遊びが始まります。
6月中、横浜市の登園自粛要請に従ってお休みしていた一歳児は慣らし保育から始めます。
保育時間を短縮していた子どもたちも、通常保育に戻ります。
まだ、これまでの状況が終息したわけではありません。
ざわざわと落ち着かない世の中の状況は変わりませんが、
保育園では、できる対処をしっかりとして、
毎日、心穏やかに子どもたちを迎え、
日々の生活を大切に営み、
家庭的な温かい環境の中で、
安心して健やかに過ごしてもらいたいと思います。
聖霊降臨祭の頃、
色とりどりの小鳥さんを作って、子どもたちに贈りました。自分の色の小鳥さんをもらい、踊るように小鳥さんを飛ばして喜んでいる子もいました。
子どもたちはそれぞれ、自分の色のマークを持っています。
赤、ピンク、黄色、緑、青、紫色です。
そして学年ごとのマークがあります。
今年度は1歳児は小人さん、2歳児はお星さまです。子どもたちはその色のマークを2年間使います。
保育室のタオルかけや帽子、コートかけ、椅子、衣類を入れるためのカゴや引き出し、連絡帳や下駄箱、
文字で書いた名前ではなく、自分の色のマークが1人ひとりの場所や物を表しています。
子どもたちは自分のマークに親しみをもって馴染み、すぐに自分の場所を分かるようになります。