Christmas Specialのてしごとひろば、2回目はトランスパレントスターでした。
少し厚手の半透明の色紙を、いくつか同じ形に折り、少しずつずらしながら重ね合わせると、光を通す美しい飾りができあがります。幾重にも重なった部分は濃い色に、そうでない部分は薄い色の光が射し、単色で作ると濃淡が浮き上がり洗練された模様となります。
トランスパレントスターは冬の窓辺に飾ります。折り重なる色紙を通し、弱いけれどもきらめく冬の光が部屋の中に広がります。弱いからこそ、そこにあることを大切に掬いあげるのです。
花模様や雪の結晶に見立てたものなど模様のバリエーションは豊富ですが、トランスパレントスターの名にちなみ、今回まずはベツレヘムの星を折りました。クリスマスを待つこの時期、特別な意味を持つ星が窓辺にあるー小さくささやかだけれど物語のある時間となりますように。