藤棚の修繕

父大活躍の巻その2。

こどもの園の砂場。
園児たち、オープンデイで来訪された親子に大人気です。

頭上には日差しや小雨よけも兼ねて藤棚が設置されており、長年、子どもたちを守ってきましたが、藤棚も段々とお年を召してきて…修繕が必要となりました。

ありがたいことに庭師さんに指導してもらい、在園保護者有志の父たちで仮修繕を行いました。

藤の蔓を持ち上げ、桁を差し込んでいきます。

暑い中、子どもたちのために力を合わせて働く姿はとても素敵な光景で、子どもたちが見ていたら、「お父さん、すごい!」と歓声が上がったことでしょう。

合間では、浅漬けや冷たいものを食べながらおしゃべり。
庭師さんから道具の使い方、樹木の手入れのコツなどを沢山教えていただきました。

最近の藤棚はアルミ製が主流だそうです。ただ、熱伝導が良すぎると夏は熱く冬は冷たく、植物には優しくないんですよ、と庭師さんが教えてくれました。
素朴な藤棚は、手はかかるけれど良い面もあるのだと学びがありました。

雨風や時の経過で朽ちていく様、そこに教師や保護者が手をかけ、また新しくなる…
そんな循環を子どもたちは体全体で感じ取ってくれることでしょう。

台風本番となる前に手入れが済み、一安心でした。
協力くださったお父さん、庭師さん、ありがとうございました。

記:年長児母