2016年2月 手仕事の会「光の刺繍」

この刺繍は、名前の通り、光がそこにあることをイメージしながら刺していきます。
光が射す方向に刺すという面白さ、何を光と捉えるか、布を立体にした時の光の広がり方、
刺さないという選択(刺繍の中の空白は、逆にまぶしい光のまっただ中のようにも見えます)
季節によって見える光の色の違いー貴重な冬の光は繊細に刺したいなあなど
刺すうちに本当にそこに光が見えてくるものです。
こどものものでも大人のものでも、身の回りのものに一つ施すだけで
美しい物語を一つ知っている様な、密やかで誇らしい気持ちになる手仕事です。