園庭より 2月

一見休んでいたように見える冬の景色も、見えぬところで着々と準備が進んでいました。

薄鈍色の空の日と、穏やかな陽だまりに包まれる日と、確かな変化の気配を感じています。毎年梅の花が咲く頃、不安とも期待とも呼べる、どちらが良い日というわけでもない、ただただ移り変わる季節の先が春なのだと思い出します。そしてやっぱりお日さまはありがたい!

次回3月の園庭よりで、このシリーズはいったんお休みです。生命豊かなシュタイナー園の庭から、また新しい連載を企画中ですのでお楽しみに。