今年最初のてしごとひろばは、草木染めー枇杷でした。園庭の枇杷の葉を少し頂いて、毛糸や布を染めます。
濃い緑の枇杷の葉から、どんな色に染まるでしょう。
媒染いらずといわれるほど染まりやすい枇杷ですが、今回はなぜか色が定着しません。
自然相手でひと筋縄ではいかないのが人工染めとは違う難しいところであり、面白いところです。
細かく細かく、粉砕して煮出してみると、くすんだサーモンピンクになりました。
簡単に手に入るものでできるのが草木染めの魅力。（玉ねぎの皮や、紅茶、コーヒー、ヨモギなどなど…）
ひとつひとつの工程はシンプルです。次の工程に進む時に焦らないこと。
コツを掴めば、子育て中でも隙間時間に気軽に取り組めますよ。
次のてしごとひろばでは、枇杷で染めた毛糸を使い、クレヨンケースを編みます。自分で染めたものが形になり、子どもが使う姿を見るのは、なんとも嬉しいものです。
