人形をつくる sleeping doll/まなびのひろば

8月のまなびのひろばは人形づくりでした。スリーピングドールという人形をご存知でしょうか。小さな子どもたちのお守りのような存在、眠りにつく一人の時間を見守ってくれる小さくて愛らしい人形です。

会の最初に、シュタイナー園で登場する色々な人形が紹介されました。どの人形がどのようにこどもの在りようを支えているかといったお話を聞き、実際にスリーピングドールを作り始めます。今回は日本の気候を考慮し、柔らかいガーゼが素材です。人形の成り立ち自体はシンプルですが、布の取り方、羊毛の加減、糸のすすめかたでそれぞれの個性があらわれます。

暑い最中の手仕事でした。室内は空調のおかげで涼しいのですが、窓からの眩しさは夏本番。大人も頬擦りしたくなる気持ちの良い肌触りのお人形がやってきました。気持ちの良い眠りの時間を夢想しながら、ふわっと手のひらに風をプレゼントされたようなひとときでした。

ひたいの周りを囲む星々が、どうぞみなさんの眠りをお守りしますように。

講師の鈴木先生には、11月にも講座を担当していただきます。次回は「動物をつくる」です。毛糸から生まれる様々な動物たちの特徴を捉える面白さを体験してください。詳細は後日のお知らせとなります。

今年度まなびのひろばは「見えないものを知ること」というテーマで開催しています。
9月は「バンドルダイ」。園庭の草花を使って蒸す染めものを行います。
お子さんの参加も可能な回です。申込受付中です。

登録
close
プロフィール
close
予約履歴
close
ID 予約日時 カレンダー 状態
予約の詳細
close
予約の詳細
あなたの個人情報は表示されません。
サービスを選んでください
サービスの詳細