貴重な冬の光を受けながら、講座は始まりました。講師は長年幼児クラス担任をされていた鈴木まゆみ先生。
光の刺繍は、一般的な刺繍とは異なり、光、余白、リズムをかたちづくって刺します。目に見えるもの、見えないものをイメージし、布の上に表現します。
光の刺繍についての講義を受けたあと、施す刺繍をイメージし、デッサンをはじめます。アドバイスを聞きながら、自分の内にある“光”を探します。
真面目に隙間なく刺すと息苦しい。余白部分のバランスが多すぎても、なんだかぼんやりしてしまう…ちょうど良い塩梅を探ります。
光の射す方向とリズムに気をつけながら、針を運びます。糸が布に彩りを与えて、新たな魅力を放ち始めます。日常使いのアイテムが少し特別なものになる、それでいて華美になりすぎない、姿の美しい刺繍です。
まなびのひろばはYahoo!基金の助成を受けています。
