こどもの園教師を講師に迎え、3回シリーズの赤ちゃん人形講座が始まりました。
羊毛で頭を作ってネルで包み、手足をしばってつくるシンプルな人形です。
シンプルな素材と見た目ですが、作り込みすぎないからこそ、子供のファンタジーを育てます。
お母さんが、こどもに初めてプレゼントする人形にぴったりです。
1回目は人形のお顔を作ります。。
羊毛を手で丸めてボールをつくるのですが、柔らかくなってしまったり、大きくならなかったり、まとまらなかったり…難航しました。
羊毛の性質、取り扱いのコツを先生から教えていただき、一時間ちょっと格闘し、何とかできあがりました。
出来上がったお顔はどことなく、自分のこどもに似てる…なんて声も。
ネルの布かがりの宿題を持ち帰りました。
2回目は洋服の生地をアイロンがけし、裁断、縫っていきます。脇は袋縫いをするところまで何とかいきました。久しぶりに針を持つかた、ほとんど初心者の方も多く、先生のアドバイスを聞きながら、だんだん手つきも滑らかに、チクチク…
襟元のバイアスがちょっと難易度あがりますが、ここできちんと覚えれば作れるものの幅がひろがります。
そして、3回シリーズの赤ちゃん人形講座、ついに最終回を迎えました。
本当に出来上がるかしら…?と心配していましたが、夜なべや朝早く起きて頑張りましたと進めてきてくれて形になってきた3回目、お母さんたちお疲れさまです!
「まだまだ途中の人形を、赤ちゃんに見立ててお世話するんです」、「あまりこどもが赤ちゃん人形に関心無くて…」と言っていたのに、お母さんがつくる姿を見て出来上がりを楽しみにしてるお子さんの話を聞くと微笑ましくなります。
最終回は人形の洋服づくり、洋裁基本の要素が盛り込まれ、実際の洋服づくりに活かせる針仕事になります。無心で針を動かし気づけば終了時間をオーバーするほどでした。おやつの後、襟元の紐づくりをしてなんとか完成しました。
出来上がった人形を、急ごしらえのスリングで大事そうに抱っこして帰っていく姿が愛らしかったです。